祖父や祖母、はたまたもっと前の代から引き継いで眠ったままの美術品や骨董品。
そのままにしていても使うわけではないし、処分しよう。
そう決めても、一体何から始めたらいいのか、どのくらいで売れるのか、わからない場合がほとんどです。
買取可能な美術品、骨董品とは
どのような美術品、骨董品を買取しているかは、多くの場合で買い取り業者のホームページに掲載されています。各業者によって得意不得意があり、値段が変わってきますのでホームページはあらかじめ確認しておくといいでしょう。
遺品や引っ越しにより多くのものがある場合には、たくさんある美術品や骨董品の中でどれに価値があるのかすらもわからない場合がありますが、自宅まで出張して査定・買取してくれる業者も多くあります。
買い取り業者の選び方
まずは、ご自身の居住地域で買取可能な業者を選別します。そして、自分が売りたいものを買取、販売している実績があるか調べる必要があります。
その中から気になるお店に査定の依頼を出しますが、1社の査定で正しい目利き力を持った業者か判断するのは難しいことです。
そのため、数社に査定を依頼し買取価格を調査することが大変重要になります。
査定方法は、店舗持ち込み・出張買取・宅配買取が主流ですが、最近ではラインでの査定を行っている業者もあり、手軽に利用できるようになってきています。
そして、一般的に、買取のみを行う業者よりも買取と販売の両方を行っているお店の方が買取価格は高くなる傾向にあります。
ご自身で品物の写真を用意するだけで、インターネットからの申し込みにより数社に一括で査定依頼をできるサイトもあります。
本格的に査定を依頼する前に利用してみてもいいでしょう。
私が板橋に住んでいたことに出張買取を依頼したことがありますが、板橋で骨董品の買取を考えるのであれば「福和堂」がおすすめです。茶道具、書道具、掛け軸、着物、中国美術、刀剣・武具、お酒など様々なものの買取を行っています。
なるべく高く売るコツ
美術品や骨董品の価値は常に変動します。「売りたい」と思ったらなるべく早く動き、相場に目を向けるようにしましょう。
自宅で保管しているうちに汚れや傷がつくとそれも価値が下がる原因となります。
美術品や骨董品に付属する鑑定書や箱も綺麗に揃えておきたいです。
骨董品の場合、査定の前によかれと思って綺麗に磨いてしまうことで価値が下がってしまうこともあるようです。手入れのしすぎにも注意が必要です。
宅配での買取を希望する場合は、配達による振動によって品物に影響が出る場合がありますので梱包にも気を遣うといいでしょう。
さらには、配送中の破損に備えて、配送保険をつけておくとより安心です。
買取後の現金の受け取り方
査定金額に同意した場合は、即日現金払いの業者が多いです。
しかし、大金を受け取る場合、短距離でも持ち歩くのは怖いですよね。買取価格が高額の場合は、銀行振込の対応が可能な店舗もあるようです。
事前に確認してみるといいでしょう。