鍵が故障した、防犯性能を上げたいなどの理由から、鍵の交換を考えていないでしょうか。
専門業者に依頼すると、鍵の商品代に加えてさまざまな費用がかかりますが自部で作業を行うDIYであれば費用を安く抑えることが出来ます。
本記事では、鍵を自分で交換する手順をご紹介します。
自己責任のデメリットがあるものの、コスト面はかなり抑えられます。
簡単な鍵であれば、DIYの経験がない方でも15分ほどで交換できるため時間もかかりません。
1.鍵の種類、型番を調べる
まずはどんな鍵に交換したいのか、鍵の種類、型番を調べましょう。
防犯性能を上げたいなど、交換する目的を決めます。メーカーやドアの厚みなども調べておくと、鍵選びに失敗しません。
鍵の種類は非常に多く、防犯性能が高い鍵ほど交換が難しくなります。特に注意したいのは、生体認証や暗証番号などの電気錠です。
電気工事の資格が必要であり、交換の難易度も高いことから、専門業者へ依頼しましょう。
2.必要な工具を準備する
鍵交換に必要な工具は、プラスドライバーとマイナスドライバーの2種類です。
これだけで鍵交換が可能です。加えて、ベンチがあると便利です。
固定されているため、力が入らずに外せないといったトラブルを防ぎます。
3.鍵交換の手順
実際の鍵交換の手順を解説します。
前述した2種類のドライバーで作業するため、難しい工程はありません。
1)鍵穴のみを交換する
- ドアの側面に固定されている金属板を外す
- 中に差し込まれているピンを2本抜き取る(外側2本がサムターン、内側2本がシリンダーのピン)
- 鍵穴を外す
- 新しい鍵穴を取り付ける
- 抜き取ったピンを差し込む
- 金属板を固定する
2)錠前ごと交換する
- ドアの側面に固定されている金属板を外す
- 中に差し込まれているピンを4本抜き取る
- ハンドルを引き抜く
- 丸座カバー、座金を外す
- 鍵穴を取り外す
- さらにドアの側面に固定されている錠ケースを外す
- 新しい錠ケースを取り付ける
- 新しい鍵穴を取り付ける
- 新しい丸座カバー、座金を取り付ける
- 新しいハンドルを取り付ける
- 抜き取ったピンを差し込む
- 金属板を固定する
まとめ
難しい印象の鍵交換ですが、意外にも簡単に出来ます。用意する工具も2種類のドライバーだけなので、鍵本体以外の費用がかかりません。
作業以上に注意したいのは、事前準備です。
鍵の種類や型番、ドアの規格などを間違えて購入すると交換できません。
ホームセンターで探す際にはメモをとって向かいましょう。
また、本記事の内容を見て「私には難しいな…」「ちょっと面倒だ」と感じた方は素直にプロに依頼しましょう。「玄関の解錠や鍵交換をする店レオンテ」であれば電話一本でプロがカギのトラブルに対処してくれます。